中国共産党に狙われるジョージ・ソロス

著名投資家ジョージ・ソロス氏が管理・運用するソロス・ファンド・マネジメントは先週、スイスのダボスで開幕した年次総会ダボス会議の席上で、米株の空売りを発言。また、資源輸出国の株式市場やアジア通貨の売りも明らかにした。ソロス・ファンドはQFII(適格国外機関投資家)を通じて20億-30億元(約360億-540億円)のA株を取得しているとみられている。

ソロスと米政府が一体で中国経済を標的に!

 

アジア金融危機の再来か?

 

中国の投資家たちの間でも絶大な人気を誇っていたジョージ・ソロスは、「中国経済のハードランディングは不可避である」と発言しました。

 

年次総会ダボス会議の席上で米株の空売りを発言。また、資源輸出国の株式市場やアジア通貨の売りも明らかにし、中国もターゲットであることを匂わせたということになります。

 

人民元・香港ドルの急落を受け、ソロス・ファンドの発言により、アジア金融危機(97年)再来の懸念が高まりました。

 

 

習主席が中東でメンツを潰された

 

「悪意の人民元空売りは高いコストを払う結果になる。法的にも厳しい結果を覚悟すべきだ」と中国国営通信が伝えるように、ソロスバッシングがはじまっています。

 

さらに、人民日報は「中国を空売りするものは、自分を空売りしている」というソロス個人に対して攻撃しています。

 

ちょうど習国家主席が中東に訪問しており、「新シルクロード経済圏」構想の実現に向けて中東で布石を打っていた矢先のことでした。

 

もし人民元の急落で中国経済の混乱が続けば、「新シルクロード経済圏」構想も破綻するかもしれないですから、国をあげてのソロスバッシングはやむを得なかったといえます。

 

 

英国に対しては成功したが、ソロスに通用するのか?

 

この手法はかつて英国に対しても行われました。

 

キャメロン首相が2012年にダライ・ラマ14世と会談すると、中国は英国との接触を極力断ち、経済的に締め上げたところ、キャメロンは態度を変え、英国は中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に主要欧州勢として一番乗りを果たしました。

 

習国家主席の英国訪問では、中国に原発建設を任せるという手土産まで用意したほどです。

 

 

ソロスの背後には米国政府

 

中国の「新シルクロード経済圏」構想には、米国に対抗する意図がありますので、 中国共産党からしてみれば、「米国は必ず潰しに来る」と思っており、その手先がジョージ・ソロスなんじゃなかろうかと疑ってかかります。

 

習政権は、世界第2位の経済規模の国家主席として、ソロスに試されているようにも見えます。

 

 

新シルクロード構想とは

 

中国を起点に欧州に向けて陸路や海路でインフラ整備を進め、巨大な経済圏を構築すること。南シナ海やアフリカまで影響力が及ぶとされる。

 

高速鉄道や港湾、発電所などのインフラ整備のため、中国は外貨準備などから400億ドル(約5兆億円)を拠出して独自に「シルクロード基金」を設置。

 

また、中国主導の国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の融資対象エリアとも重なる。なおそのエリアには欧米による経済制裁が続くロシアも含まれる。

 

 

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