人の思考に寄り添うサイト構成(SEO対策)は、抽象と具体のツリー構造

具体的ページの数だけではなく、この「抽象と具体のツリー」全体の価値こそ、Googleに評価される価値、つまり、探される価値なのです。

脳の記憶とGoogleインデックスの共通点

 

ノーベル賞を受賞した脳科学者の門下生のドクターに面白いお話を聞きました。


「人の記憶というのは何かに関連付けられて、地図のようになっている」というのです。


「それって、URLの構造って似てません。ドメインがあって、ディレクトリがあって。」


「まるで、Googleのインデックスの構造って、脳味噌の構造と同じなんですね」

 

と聞いたら、「そうですね」と言われました。

 

 

十条といえば、隣に赤羽がありますよね。
ラーメンといえば、隣にチャーハンがありそうです。


旅行の話をしているときに「シカゴ」が出れば、都市名とわかりますし、映画の話をしているときに「シカゴ」が出れば、映画名とわかります。


こんな風に、Googleは、ある単語に対して、近くにどんな単語がありそうか、
その単語が、どの分野にありそうか、「人の思考マップ」を作り上げています。


もっとも、これは構造化といって、各サイトがSchema.orgで定義された書き方をすることで、地名なのか、食べ物なのか、時刻なのか、といったことが定義されているわけで、Googleだけが一社で作ったものではありません。

 

ただ、ユーザがどういうキーワードの組み合わせで検索しているのかを把握しているので、その詰み重ねでできた「人の思考マップ」はかなり精度が高くなっていると思われます。

 


Googleは「思考マップ」を作っている?

 

まず、「十条 焼肉」と検索します。

すると、食べログの「焼肉山河」の店舗ページがGoogle1位にでてきます。


とりあえず、「焼肉山河」のページに行きますが、
他にいい店ないかなと思って、上の階層である「十条駅の焼肉店」をみます。

 

焼肉じゃなくていいなと思ったら、「十条駅のラーメン店」を見ます。

 


これを思考ツリーにしてみると、

 

赤羽

 |

十条
 L焼肉
  L焼肉山河       
 Lラーメン

 

となります。


上にあがると抽象度が増し、下にいけば具体度が増します。


これが抽象と具体のツリーマップです。

 

多くのサイトは「パン屑リスト」という形でツリーマップをつくって、
Googleに構造データを認識させ、ユーザにもわかりやすくナビゲーションしています。

 

なお、食べログの場合、一番上が駅名だったりしますが、別に焼肉が一番上でも構いません。
それがユーザに馴染むかどうかなので、サービスによっては、上位概念の構造が何パターンあってもいいのです。


食べログでは、もっとも具体的なコンテンツは、個々のレビュー、個々の写真、地図などです。
それらを束ねて、店舗ページがあります。その店舗は、食べ物ジャンルや駅名で束ねられています。


こういったツリーが、お客さんの思考方法にマッチすれば、検索エンジンにも評価されることになります。

 

 

「site:ほにゃらら」で検索してみよう。


食べログのコンテンツツリーが、最も優れた「飲食店選びの知恵袋」であれば、
その一つ一つのコンテンツもGoogleに評価されます。


なお、食べログは全国の80万店舗のカタログ、そして1000万投稿の投稿データを集めた結果、月間で7000万人が集まり、16億PVを集めています。

 

一般論でいえば、もっとも固有名詞が多く、それについている情報がおおければ、いい「知恵袋」ということになります。
よほどのことが無い限り、東京都だけの飲食店ガイドが食べログを越えることはありません。


ただ「ラーメンナビ」というラーメン好き向けの優れたサイトもあります。
要はどこの「知恵袋」で勝負するか?というのがSEOの肝になります。


そして、さらに重要なのは、食べログには4280万個のページを持っているということです。
(「site:tabelog.com」で検索すると検索結果ページ数がでます。)

 

あれ、おかしいと思いませんか?

 

店舗ページは、TOP、メニュー、写真、口コミ、地図の5ページで構成されています。
ということは店舗ページでは400万ページ、それに足して1000万投稿ページで1400万ページになります。


残りの1800万ページはどこにいったのでしょうか?

 

これが具体的コンテンツと最も抽象度の高い「食べログトップ」の間によこたわる抽象コンテンツ群だと考えられます。


例えば「駅×食べ物ジャンル」の数分のランキングページがあります。

 

「十条 ラーメン」「十条 焼肉」「十条 おでん」「十条 カレー」というように、ざっと100ぐらいの「ジャンル」または「タグ」があります。


このように「より具体的なコンテンツ」にナビゲーションする抽象ページがたくさんあるのです。
その抽象ページが、現実として、キーワード検索で引っかかるというわけです。

 

具体的ページの数だけではなく、この「抽象と具体のツリー」全体の価値こそ、
Googleに評価される価値、つまり、探される価値なのです。

 

 

とはいえ、やり過ぎには注意しましょう。


Googleでは、意味のない中間生成ページ(リンク集)を量産することを禁じています。


ユーザにとって、意味のあるナビゲーションページになっていなければなりません。

 

このあたりは、「クリック率・直帰率・滞在時間」で評価されちゃうわけだから、いたずらに、中間ページをつくらないでください。

 

デリバリーマッサージなんかで、いたずらに、十条のマッサージ、王子のマッサージとか、くだらないページを量産させているWEB制作業者がいるようですが、そんなのもっての他です。

 

中間ページの作り方でうまいのは、meryとネイバーまとめです。
タグという概念で、たくさんの記事を集めています。

 


「ネイバーまとめって、ただのコピペメディアだろ。」

って言うかもしれません。

 

でも、一応、記事の一部を切り出し、順序など、編集しなおすことで独自コンテンツとなっており、それで、一応読めるわけですから、Googleに評価されちゃっているわけです。


こういうところの「発明」もウェブマーケをやる人のチャレンジしがいのあるところです。


とはいえ、人の嫌がることは辞めましょうね。
そこまでしなくても、やれることはたくさんあるはずです。


ヒントはやはり、お客さんにあります。

 

 

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