生命保険の市場規模、業界変遷などをまとめてみました。

日本の生命保険業界の市場規模は、約40兆円(年間の生命保険料ベース)となっており、米国に次いで世界第2位の規模です。 日本は、生命保険の「世帯加入率」は90.5%の「保険大国」なのです。なお支払金は年30兆円。事業費は4兆円。

日生が第一に追い抜かれ、三井生命を買収。これから再編進むのか?

 

生命保険会社の市場規模

 

・かんぽ生命   6.0兆円
・第一生命    5.4兆円
・日本生命    5.3兆円
・明治安田生命  3.4兆円
・住友生命    2.5兆円
・第一フロンティア生命 1.8兆円
・メットライフ生命   1.7兆円
・アメリカンファミリー 1.5兆円
・ジブラルタ生命    1.3兆円
・三井住友プライマリー 1.0兆円
・ソニー生命      0.9兆円

 


保険代理店の市場規模は4.8兆円(生保3.6兆円・損保1.2兆円)

 

・三菱商事インシュアランス 195億円
・ほけんの窓口グループ 139億円
・双日インシュアランス 105億円
・光通信            93億円
・エムエスティ保険サービス  91億円
・ウェブクルー       77億円
・アドバンスクリエイト  73億円
・ジェイアンドエス保険サービス  57億円
・フィナンシャルエージェンシー  48億円
・アイリックコーポレーション  25億円

※市場規模は2011年時点

 


生命保険の契約高

 

・個人新規契約は年間70兆円
1991年がピークで150兆円、転換純増をあわせると210兆円。


・保有契約高は800兆円
1996年がピークで1500兆円。

 

・個人年金の保有契約高は120兆円。
過去最高を更新中。新規契約は5兆円。4兆円が給付にまわっている。

 

・個人の年換算保険料高は20兆円。
支払っている保険料は増えており、第3分野(医療保険)は5兆円をこえる。

 

・団体保険の保有契約高は400兆円。
1996年に600兆円あったが翌年より400兆円に激減、それから横ばい。

 

・団体年金保険の保有契約高は30兆円
1995年がピークで60兆円。

 

 

相互会社と株式会社

 

1985年の国内生保は23社、そのうち16社が相互会社だった。
その後、相互会社からの株式化があり、相互会社は5社のみとなっている。


【現在の相互会社】
・日本生命保険相互会社
・住友生命保険相互会社
・明治安田生命保険相互会社(唯一の委員会設置相互会社)
・富国生命保険相互会社(発足時は「富国徴兵保険相互会社」)
・朝日生命保険相互会社
(外資系の保険会社は株式会社のみ。)

 

 

生命保険の上場会社

 

・国内生命保険会社

かんぽ生命保険、第一生命、ライフネット生命の3社

 

・生保系保険持株会社

T&Dホールディングス(太陽生命・大同生命・T&Dフィナンシャル生命)

 

・損保系保険持株会社(メガ損保)

三井住友海上グループホールディングス、損保ジャパン日本興亜ホールディングス、東京海上ホールディングス

 

・金融持株会社:ソニーフィナンシャルホールディングス

 

・保険代理店

アドバンスクリエイト、ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング

 

・団体長期障害所得補償保険:アドバンテッジリスクマネジメント

・ペット保険:アニコム

 

 

上場企業の時価総額


・東京海上ホールディングス              3兆6,890億円
・第一生命保険                    2兆2,892億円
・MS&ADインシュアランスグループホールディングス 2兆1,297億円
・損保ジャパン日本興亜ホールディングス        1兆6,115億円
・T&Dホールディングス               1兆1,612億円
・ソニーフィナンシャルホールディングス           9,039億円

 


生命保険会社数の変遷

 

・1985年:28社(国内23社、外資5社)

 

・1997年:41社(新保険業法の施行)
生損保の相互参入。損保系の生保子会社11社、欧州系2社が新規参入。

 

・2000年:49社(最多)

 

・現在:41社

 

 

保険会社の新規参入

 

・ライフネット生命保険
国内の保険業界で初めて、生命保険の手数料部分「付加保険料」と原価部分「純保険料」の比率を全面開示。
開業5年で保有契約件数15万件を突破するも、新規加入が2012年から前年度割れ、年6万契約から3万割れをしている。

 

・アクサダイレクト生命保険
自動車損保のアクサダイレクトがネット生命保険に参入。

 

・オリックス生命保険

1991年にオリックスとユナイテッドオブオマハ生命保険会社(米国)の合弁会社として設立。

2011年よりネット販売開始。2015年にハートフォード生命保険を合併。

 

・楽天生命保険

2010年、楽天がアイリオ生命の議決権ベースの株式を所有。2013年から社名変更。

 

・メディケア生命
開業6年で保有契約件数が35万件。
医療保険の「収入補償」や「入院一時給付特約」「入院一時給付特約」などが販売を伸ばした。

 

・ニトリの保険
「保険見直し本舗」がブース展開。

 

・イオン
店舗モール内でイオン保険マーケットを展開。
医療保険、年金保険、海外旅行保険、火災保険、積立型の保険商品など。シニア層をターゲット。

 
・SONY
ソニーはソニー生命、ソニー銀行、ソニー損保と金融3社を立ち上げている。

 
・SBIホールディングス
英保険大手プルデンシャル傘下の国内生保、ピーシーエー(PCA)生命保険を買収後にネット生保に衣替え。

 

・アニコム損保
ペット保険からの保険会社参入。

 

 

携帯通信キャリアの参入

 

【NTTドコモ】

日本生命保険と事業提携、今年の夏頃よりドコモショップで生命保険の代理店業務を実施する予定。損保販売は東京海上と組む。

 

【ソフトバンク】

損保ジャパン日本興亜と組んで損保販売へ。

 

【au】

・auの生命ほけん:ライフネット生命

・auの損保ほけん:au損保 

・auのローン:じぶん銀行(東京三菱UFJ銀行と共同設立)

 


この30年で消えた生命保険

 

【プルデンシャルホールディング傘下】
・協栄生命、千代田生命、東邦生命  →ジブラルタ生命
・日産生命  →プルデンシャル生命
・大正生命、大和生命  →プルデンシャルジブラルタファイナンシャル

 

【その他】
・第百生命  →マニュライフ生命
・平和生命  →マスミューチュアル生命
・東京生命  →T&Dフィナンシャル生命
・日本団体生命  →アクサ生命

 

【損保系子会社】:損保再編に連動して3つのグループに集約
・東京海上日動あんしん生命
・損保ジャパン日本興亜ひまわり生命
・三井住友海上あいおい生命

 

 

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