株式会社JAMPの川島です。
「不動産はいま買い時なの?」という疑問について3つのポイントから説明します。
1.不動産価格はアベノミクス以降大きく上がっている
ここ10年の不動産価格の動向としては、2006年、2007年あたりはプチバブルと呼ばれて不動産価格も上がっていきましたが、2008年のリーマンショックで大きく落ち込み、2013年くらいからまた上がり始めて2015年には2007年と同じくらいの水準にまで戻してきたと言われています。
その点から考えると、いま不動産を買うというのは、高掴みすることになるかもしれません。
2.ゼロ金利、マイナス金利政策で資金調達コストは抑えられる
2016年に入り、日銀がマイナス金利政策を打ち出し、金利はさらに安くなり、資金調達は非常にしやすくなってきています。
マイナス金利政策については賛否両論ありますが、いずれにしてもお金を借りる側からすれば、低い金利で融資を引けることはメリットが大きいです。
銀行から1億借りると仮定して、
1990年代バブルの時のローン金利6%で計算(35年ローン、元利均等返済)すると
月々の支払は約57万円
一方で現在の平均的な金利1%前後で計算すると
月々の支払は約28万円
となり、実に30万円も月々の支払に差が出る計算になります。
3.いま買うのか買わないのか、不動産を保有する目的、ライフプランによって大きく異なる
いま買うのか、買わないのかを考えるにあたり、不動産を保有する目的やいまの状況、今後のライフプランを考慮する必要があります。
・自己居住用で不動産を買うか買わないかを判断する上で、
①いま支払っている家賃がいくらなのか、②いま買わないのなら何年後に買うのか、③買うまでに支払う家賃が総額いくらになるのか、④現在年齢がいくつで、ローンを組むとしたら、その完済年齢がいつになるのか、などを考える必要があります。
・収益不動産を不動産を買うか買わないかを判断する上で、
①不動産を取得することによる収益がどれくらい得られるのか、②銀行との取引実績を早く作っておくことが自分自身にとってどれくらいメリットがあるか、などを考える必要があります。
「買って転売して儲けよう!」と考えて2016年、不動産を買うのは危険ですが、中長期で保有する前提で不動産を取得することは十分に価値があると私自身は考えています。
上記のように、不動産を買うべきか、そうでないのかは、不動産市場、資金調達コスト、お客様の今の状況などなど、いろいろな角度から考える必要があります。
ご質問等ある方はお気軽にお問合せください。
キーワードからまとめを探す
株式会社JAMPの川島です。
「不動産はいま買い時なの?」という疑問について3つのポイントから説明します。
1.不動産価格はアベノミクス以降大きく上がっている
ここ10年の不動産価格の動向としては、2006年、2007年あたりはプチバブルと呼ばれて不動産価格も上がっていきましたが、2008年のリーマンショックで大きく落ち込み、2013年くらいからまた上がり始めて2015年には2007年と同じくらいの水準にまで戻してきたと言われています。
その点から考えると、いま不動産を買うというのは、高掴みすることになるかもしれません。
2.ゼロ金利、マイナス金利政策で資金調達コストは抑えられる
2016年に入り、日銀がマイナス金利政策を打ち出し、金利はさらに安くなり、資金調達は非常にしやすくなってきています。
マイナス金利政策については賛否両論ありますが、いずれにしてもお金を借りる側からすれば、低い金利で融資を引けることはメリットが大きいです。
銀行から1億借りると仮定して、
1990年代バブルの時のローン金利6%で計算(35年ローン、元利均等返済)すると
月々の支払は約57万円
一方で現在の平均的な金利1%前後で計算すると
月々の支払は約28万円
となり、実に30万円も月々の支払に差が出る計算になります。
3.いま買うのか買わないのか、不動産を保有する目的、ライフプランによって大きく異なる
いま買うのか、買わないのかを考えるにあたり、不動産を保有する目的やいまの状況、今後のライフプランを考慮する必要があります。
・自己居住用で不動産を買うか買わないかを判断する上で、
①いま支払っている家賃がいくらなのか、②いま買わないのなら何年後に買うのか、③買うまでに支払う家賃が総額いくらになるのか、④現在年齢がいくつで、ローンを組むとしたら、その完済年齢がいつになるのか、などを考える必要があります。
・収益不動産を不動産を買うか買わないかを判断する上で、
①不動産を取得することによる収益がどれくらい得られるのか、②銀行との取引実績を早く作っておくことが自分自身にとってどれくらいメリットがあるか、などを考える必要があります。
「買って転売して儲けよう!」と考えて2016年、不動産を買うのは危険ですが、中長期で保有する前提で不動産を取得することは十分に価値があると私自身は考えています。
上記のように、不動産を買うべきか、そうでないのかは、不動産市場、資金調達コスト、お客様の今の状況などなど、いろいろな角度から考える必要があります。
ご質問等ある方はお気軽にお問合せください。