長期平準定期保険の生前株式贈与スキームとは?

退職金の積立でお馴染みの長期平準定期保険。 長いスパンでの積立で、定年退職の年に解約返戻率のピークをあわせるというやり方で運用します。 経営者の場合は、生前に株式を贈与する形での事業承継にも応用できるのです。

損金あがれば株価が安くなるという寸法。

 

生前株式贈与ならば長期平準定期保険で

 

相続の場合は終身保険で事業継承対策というのが一般的かもしれません。
長期平準定期保険は、相続による事業承継だけでなく、生前に株式を贈与する形での事業承継にも活用できます。

 

・長期平準定期保険は保険料の1/2が損金に算入される
・上記により会社の資産を引き下げ、株式の価格を引き下げる
・後継者の贈与税の負担は軽くなる

 

解約返戻金を受け取ればその半額は益金に算入されますが、そこから経営者の退職金を支払って損金に算入するので、やはり株式の価格は引き上がりません。

 


まとめ

 

終身保険による事業継承では死亡保険金を原資に自社株を後継者に買い取ってもらうというスキームに対して、長期平準定期保険による事業継承では、「相続による事業承継」と「生前贈与による事業承継」のどちらかを状況に応じて決められることができます。

 

後者を選んだ場合、後継者の贈与税の負担を軽くするとともに、引退する経営者の退職金も準備できるのがメリットとなります。
勇退するのであれば引退後は悠々自適にすごしたいですし、生涯経営者を貫くのであれば立つ鳥跡を濁さずで行きたいものです。

 


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