終身保険の法人加入、唯一のメリットは事業承継対策

終身保険は、個人で加入する場合は、保険料について所得控除が受けられたり、保険金の受取人を指定することで保険金を相続財産から除外することができたりとメリットが大きいのですが、法人の場合は少しカラクリが違います。

実はデメリットばかりの法人終身保険。

 

終身保険に法人加入するデメリット

 

・保険料が高額のため、キャッシュフローを圧迫する
・保険料は全額が資産に計上されるため節税効果がない
・払込期間終了前に解約すると支払ってきた保険料が目減りする
・すでに資産計上しているため、退職金に当てるとそのまま赤字になる

 

 

相続による事業承継とは

 

後継者に株式を相続したら相続税を支払わなければなりません。
その時に、株式を会社に買い取ってもらうことで納税資金を準備するという方法です。

その買い取り資金のために終身保険に法人加入するということになります。


長期平準定期保険も同様なスキームで活用できますが、保険期間が最長で100歳までなので、もし100歳以上生きる自信があるなら、終身保険の方がいいでしょう。

 


まとめ

 

解約返戻金目当てでの終身保険への加入メリットはありません。
死亡保険金で「相続による事業承継対策」をするという明確な目的がある時のみに有効な手法です。

 

 

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