ユーユーの津崎です。
保険マニアの僕としては大変ショッキングなことが起きました。先日、とある経営者から「生命保険ってみんな同じじゃん」と言われたんです。
そこで、今回は「保険各社にはそれぞれのカラーがある」というお話をしたいと思います。
日本には生命保険会社は41社あります。
当然のことながら、生保商品選びの前に、生保会社選びの判断基準はあります。解約返戻率、体況、保障内容、運用利率、など。それぞれに強み・弱みがあります。
そこで、一般論として、下記のようにカテゴリー分けしてみました。
1.大手ブランド系生保2.損保系生保3.CMインパクト系生保4.インディーズ系生保5.貸金系生保6.事業会社系生保
ざっくりいうと、ブランドがあるのでスペックはマイルドだけど、体況は緩い(健康診断が甘い)という感じです。特に最大手生保は独禁法の絡みがありますから、スーパースペックな商品は出せないんです。また、財務体力がありますから、カード払い無制限とか、脳卒中・心筋梗塞でも手術だけでの給付金支払い、という商品もあります。
もともと損保出身ですから、「保障」に関してきめ細やかな商品を出してます。しかしながら運用系商品のスペックは高くありません。
ガン保険に特化するみたいに、一部のカテゴリーのキラー商品を作るためにCM投下をガンガンにするタイプです。イメージ戦略にひっかかるお客さんを相手にしているので、スペックはかなり弱いです。僕は一切オススメしません。
認知度が低いというだけで、スペックの良い商品を出している生保会社です。音楽に例えると、メジャーレーベルだと、CMタイアップとかドラマ主題歌とか、いくらでも売れる手段をもっているけど、インディーズだったら実力で勝負しなくちゃいけませんよね。
だから、解約返戻率などのスペックがめちゃくちゃパフォーマンスがいいんです。
なお、世界ではメジャーだけど、日本ではインディーズというのがあります。財務体力も問題ないですから、僕は安心してオススメしている生保がこのカテゴリーです。
もともと貸金業だけに、出すものはショボいです。しかしながら、未経過分の保険料貸付制度があります。これは唯一ですね。貸金屋だけに、保険を担保にお金を貸してくれるんです。
もともと事業会社ですから、運用は素晴らしいです。特に変額終身保険はここですね。
以上、参考になれば幸いです。
このような生保のカラーを説明できない保険営業パーソンは「手数料」で商売しているかもしれませんので気をつけてくださいね。
最後に、特に団塊ジュニアの人たちに多いと思う誤解を取り除いておきます。
それは「生保は簡単には潰れない」ということです。
生保会社えらびを、潰れるリスクで選ぶことは大きな間違いだと思っています。
●生保事件簿。7つの保険会社が破綻(1997〜2000年)
上記の記事でも書きましたが、この時はすべて「合併」されました。この一連の事件をふまえて「契約者保護機構」もうまれました。
三菱自動車やシャープに救済が入ったように、生保や銀行は国策的には潰しちゃいけない存在です。
もっとも、保険の新規開拓コストが高いので、合併する方はリーズナブルな判断なわけです。
そして、破綻するような会社は、「予定利率」に無理をした「お宝保険屋」なわけで、ちゃんとしている生保会社に吸収されるんです。
財務状況をそこまで、気にしなくてもよくなっています。なので、まわりの人がもっているイメージにとらわれないで、ご自身の目で判断して欲しいです。
とはいえ、お金のない生保会社は新商品をつくれない一面もあり時代のニーズを捕らえていない生保会社は要注意です。
常に新しい保険商品が生まれています。それを的確な保険営業パーソンからキャッチアップすることをオススメします。
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ユーユーの津崎です。
保険マニアの僕としては大変ショッキングなことが起きました。
先日、とある経営者から「生命保険ってみんな同じじゃん」と言われたんです。
そこで、今回は「保険各社にはそれぞれのカラーがある」というお話をしたいと思います。
日本には生命保険会社は41社あります。
当然のことながら、生保商品選びの前に、生保会社選びの判断基準はあります。
解約返戻率、体況、保障内容、運用利率、など。それぞれに強み・弱みがあります。
そこで、一般論として、下記のようにカテゴリー分けしてみました。
1.大手ブランド系生保
2.損保系生保
3.CMインパクト系生保
4.インディーズ系生保
5.貸金系生保
6.事業会社系生保
1.大手ブランド系生保
ざっくりいうと、ブランドがあるのでスペックはマイルドだけど、体況は緩い(健康診断が甘い)という感じです。
特に最大手生保は独禁法の絡みがありますから、スーパースペックな商品は出せないんです。
また、財務体力がありますから、カード払い無制限とか、脳卒中・心筋梗塞でも手術だけでの給付金支払い、という商品もあります。
2.損保系生保
もともと損保出身ですから、「保障」に関してきめ細やかな商品を出してます。
しかしながら運用系商品のスペックは高くありません。
3.CMインパクト系生保
ガン保険に特化するみたいに、一部のカテゴリーのキラー商品を作るためにCM投下をガンガンにするタイプです。
イメージ戦略にひっかかるお客さんを相手にしているので、スペックはかなり弱いです。僕は一切オススメしません。
4.インディーズ系生保
認知度が低いというだけで、スペックの良い商品を出している生保会社です。
音楽に例えると、メジャーレーベルだと、CMタイアップとかドラマ主題歌とか、いくらでも売れる手段をもっているけど、インディーズだったら実力で勝負しなくちゃいけませんよね。
だから、解約返戻率などのスペックがめちゃくちゃパフォーマンスがいいんです。
なお、世界ではメジャーだけど、日本ではインディーズというのがあります。
財務体力も問題ないですから、僕は安心してオススメしている生保がこのカテゴリーです。
5.貸金系生保
もともと貸金業だけに、出すものはショボいです。しかしながら、未経過分の保険料貸付制度があります。これは唯一ですね。
貸金屋だけに、保険を担保にお金を貸してくれるんです。
6.事業者系生保
もともと事業会社ですから、運用は素晴らしいです。特に変額終身保険はここですね。
以上、参考になれば幸いです。
このような生保のカラーを説明できない保険営業パーソンは「手数料」で商売しているかもしれませんので気をつけてくださいね。
最後に、特に団塊ジュニアの人たちに多いと思う誤解を取り除いておきます。
それは「生保は簡単には潰れない」ということです。
生保会社えらびを、潰れるリスクで選ぶことは大きな間違いだと思っています。
●生保事件簿。7つの保険会社が破綻(1997〜2000年)
上記の記事でも書きましたが、この時はすべて「合併」されました。
この一連の事件をふまえて「契約者保護機構」もうまれました。
三菱自動車やシャープに救済が入ったように、生保や銀行は国策的には潰しちゃいけない存在です。
もっとも、保険の新規開拓コストが高いので、合併する方はリーズナブルな判断なわけです。
そして、破綻するような会社は、「予定利率」に無理をした「お宝保険屋」なわけで、ちゃんとしている生保会社に吸収されるんです。
財務状況をそこまで、気にしなくてもよくなっています。
なので、まわりの人がもっているイメージにとらわれないで、ご自身の目で判断して欲しいです。
とはいえ、お金のない生保会社は新商品をつくれない一面もあり時代のニーズを捕らえていない生保会社は要注意です。
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