逓増定期保険。経理処理の3つのポイント

逓増定期保険で税務上のメリットを得るためには3つのポイントがあります。 年齢、期間、損金と資産の割合、についてしっかり抑えましょう。

要するに毎年見直しましょうってことです。

 

逓増定期保険とは

 

ざっくりいうと、途中解約時に支払保険料に対して解約返戻金が多く戻ってくる法人保険です。

 


参考)経営者なら知っておくべき逓増定期保険の魅力


参考)逓増定期保険の名義変更を知らずして保険を語るなかれ


参考)企業の成長とともに保険金が増える逓増定期保険
 

 

ポイント1)保険加入時、保険期間満了時に何歳か?

 

税務上の扱い被保険者の年齢によって、損金割合が異なります。

 


ポイント2)前半6割、後半4割はそれぞれ何年にあたるか?

 

その年の前後で経理処理がかわりますので、きちんと抑えておきましょう。
もっとも、解約返戻金がピークの時に解約するのがベストなタイミングです。
ピーク年を覚えておくのはマストです。

 


ポイント3)損金と資産の割合が年齢に応じた取り扱いができているか?

 

前半6割期は損金割合が違います。下記をじっくりみておきましょう。

 

 

保険期間の前半6割の期間


【1/2損金】
・保険期間満了の年齢が45歳超え

 

【1/3損金】
・保険期間満了が70歳超え
・加入時年齢+(保険期間×2倍)>95歳

 

【1/4損金】
・保険期間満了が80歳超え
・加入時年齢+(保険期間×2倍)>120歳


ちょこっと捕捉しますと損金割合が低いということは資産性が高いということになります。


逆に、保険期間が早く終るのであれば、資産性がなくなりやすいから、損金割合が高くなるわけですね。

 

 

保険期間の後半4割の期間


支払い保険料は全額損金計上。
また、それまでの資産計上累計を期間の経過に応じて取崩し、損金算入できます。

 

というのも、解約返戻金がピークをすぎるわけで、資産価値が目減りする分、損金で落とせるわけですね。

 

「定期保険は最後にゼロになる」がルールですので、保険期間が終わるころにはトータルで全額損金になると覚えておきましょう。

 


まとめ

 

貯蓄性のある定期保険は、徐々に資産性があがり、最後にはゼロになるという性質があります。


したがって、トータルの損金計上額は、トータル掛け金と同額になるようにできています。

 

定額逓増保険の場合、年齢やら、期間やら、その年によって色々な損金ルールがあるわけですが、「その時の資産性」の指標なんだなあと思っておけばいいでしょう。

 

法人契約の生命保険ってよくできてますね。

税務署のルールもよくできてます。

 

 

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