【定期保険・長期平準定期・逓増定期】法人保険のホケノミクス、三本の矢とは。

法人保険でもっともポピュラーなのは、「全額損金の定期保険」「長期平準定期保険(1/2損金)」「逓増定期保険」です。

まずは基本形をおさえ、法人保険の仕組みを理解しよう。

 

1.全額損金の定期保険

 

全額損金の定期保険の特徴は以下のとおりです。

 

・保険料の全額を損金に計上できる
・解約返戻率は低め

 

メリットとしては、直前の決算対策などの節税効果になります。

解約返戻率のピークは10年後付近です。

 

 

2.長期平準定期保険(長期定期保険・100歳定期保険)

 

100歳までの保険で、保険料の1/2が損金として計上できます。こちらの商品は長い目でみると「返戻率が高い」というのが特徴です。

 

40歳代までであれば90%後半までは返戻率が上がり、65歳前後でピーク(100%強)を迎え、その後、解約返戻率は100歳に0%になるように設計されています。

 

活用方法としては、定年退職のような長期の在職者にむけた退職金があげられます。

 

【法人保険のおもな活用法】

・役員、経営者の退職金

 

※従業員の退職金はハーフタックスの養老保険が好まれます。 

参考)退職金はハーフタックスプランで。

 

 

3.逓増定期保険

 

逓増定期保険は、解約返戻率のピークが早いことが特徴で、比較的短期の在職者むけの退職金に向いているといえます。

 

ピークは3年、5年、7年、10年のものがあり、損金算入の割合は1/2もあれば1/3、 1/4もあります。

 

参考)経営者なら知っておくべき逓増定期保険の魅力

 

 

まとめ 

 

法人保険を選ぶ上で大切な要素は、損金算入の割合、解約返戻率、そして返戻率のピーク時期です。

 

それが特徴的にあらわれているのが、法人保険の定番である、「全額損金の定期保険」「長期平準定期保険(1/2損金)」「逓増定期保険」となります。

 

会社の資産状況や社員構成などを見て、どんな目的を持つかで、保険の選び方は変わってきます。

 

今回は保険商品がどんなパターンであるのかというのを解説しましたが、あくまでも「どんな目的」で選ぶのかが重要ですので、本末転倒にならないように気をつけてくださいね。

 

 

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